C型肝炎の血液検査結果の読み方

検査結果の読み方

  1. 抗HCV(EIA)検査

    まず、抗HCV(別名EIA)検査の結果を確認します。この検査は、C型肝炎が疑われたときに最初に行われる血液検査です。結果が「陽性」の場合、過去にウイルスに曝露され、抗体ができていることを示します。「陰性」の場合は、まだウイルスに曝露されておらず、感染のリスクがあることを意味します。

  2. HCV RIBA検査

    抗HCVが陽性だった場合に追加で実施されることがあるRIBA検査の結果を確認します。陽性であればウイルスに曝露され抗体が産生されていること、陰性であれば曝露していない、あるいは抗体が検出できないことを示します。

  3. HCV RNA(リボ核酸)検査

    医師が指示した場合は、HCV RNA検査の結果を確認します。この検査は体内に活性化したウイルスが存在するかどうかを調べるものです。結果が「陽性」または「検出」となった場合は、現在慢性C型肝炎に罹患していることを示します。「陰性」の場合はウイルスが検出されていないことを意味します。

  4. HCVウイルス量(定量的HCV)検査

    活性化した感染が確認された場合に、血中のウイルス量を測定します。結果が「陽性」の場合は、IU/mL(国際単位/ミリリットル)で示された数値が記載されます。数値が高いほど体内にウイルスが多く存在します。「陰性」または「未検出」の場合は、治療効果が現れウイルスがほとんどまたは全く検出されていないことを示します。

  5. HCV遺伝子型検査

    治療開始前に実施されることが多い遺伝子型検査の結果を確認します。1〜6のいずれかの番号で示され、治療期間や成功率の予測に役立ちます。最も一般的なのは第1型で、治療に対する反応が比較的悪く、通常は48週間の長期治療が必要です。第2型・第3型は比較的治療効果が高く、24週間での完治が期待できます。

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