女性にみられるB型肝炎の症状
B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓の炎症を引き起こすウイルスで、性的接触や血液を介して感染します。年間で1〜2百万人が死亡するほど深刻な疾患です。感染は急性と慢性の2形態があり、急性期は1〜2週間続き、回復すると免疫が獲得されますが、約半数が無症状で、残りは慢性肝疾患へと進行し、最悪の場合は致命的です。妊娠中に感染すると、母子感染のリスクが約80%に達します。
主な症状
黄疸(おうだん)
皮膚や眼球が黄色く変色します。肝機能が低下し血中ビリルビンが増加するために起こります。
発熱
体温が98.6°F(約37°C)を超える状態です。ウイルスと闘う免疫反応の一環として現れ、解熱剤で対処できます。
上部腹部痛
肝臓の位置する右上腹部に鈍い痛みや刺すような痛みが生じます。痛み止めで緩和でき、感染が治まると消失します。
嘔気(おうき)
胃のむかむか感や吐き気があり、食事摂取が困難になることがあります。感染が収まると自然に改善します。
浮腫(むくみ)
皮下に余分な水分がたまり、特に足がむくむことがあります。慢性肝疾患の末期に見られます。
腹水(ふくすい)
腹腔内に液体がたまり、腹部が膨らむ状態です。これも慢性肝疾患の合併症で、医師が針で液体を抜く治療を行います。
