肝炎はどのように感染しますか?
ウイルス性肝炎は主に3種類のウイルス、すなわちA型肝炎ウイルス(HAV)、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)によって引き起こされます。加えて、E型肝炎ウイルス(HEV)やサイトメガロウイルス(CMV)でも肝炎が起こることがあります。
A型肝炎ウイルス(HAV)
・汚染された食べ物や水を摂取することで感染します。
・感染者との密接な接触、たとえばタオルや歯ブラシの共有でも感染することがあります。
B型肝炎ウイルス(HBV)
・感染血液や体液との接触で感染します。
・性行為、注射針やその他の薬物器具の共有、滅菌されていない器具でのタトゥーやピアスなどがリスクです。
・出産時に母子間で感染することもあります。
C型肝炎ウイルス(HCV)
・感染血液との接触で感染します。
・注射針や薬物器具の共有、滅菌されていないタトゥー・ピアス、感染したドナーからの輸血や臓器移植でも感染する可能性があります。
・出産時に母子間で感染することがあります。
E型肝炎ウイルス(HEV)
・汚染された食べ物や水を摂取することで感染します。
・衛生環境が不十分な発展途上国で特に多く見られます。
サイトメガロウイルス(CMV)
・感染者との密接な接触、たとえばキスや唾液の共有、性行為などで感染します。
・出産時に母子間で感染することがあります。
肝炎ウイルスは軽症から致命的なものまで症状の幅が広く、慢性肝疾患へ進行するタイプもあります。
手洗いなどの衛生管理や汚染された食水の回避が感染予防に有効です。A型・B型肝炎はワクチン接種が可能で、C型肝炎には抗ウイルス薬による治療が行われます。
