C型肝炎治療に使われるインターフェロンで起こる深刻な眼の合併症とは?
C型肝炎の治療にインターフェロンを使用する際、眼に重篤な合併症が生じることがあります。以下に主な症状と対処法をまとめました。
黄斑浮腫(マクラエデマ)
発症率は約5〜20%。視覚歪み(変形視)やぼやけた視界、微小嚢胞様の黄斑浮腫が見られます。対策としてはインターフェロン投与量の減量、レーザー治療、または硝子体内注射が検討されます。
網膜出血
特に視神経周囲に多く認められ、黄斑部に出血が起こると視力低下につながります。治療は抗VEGF薬の投与や経過観察が中心です。
綿毛斑(コットンウールスポット)
重度の貧血や血小板減少と関連して出現します。症状自体は治療の対象ではなく、基礎疾患の管理が重要です。
虚血性視神経症(虚血性視神経萎縮)
インターフェロン使用に伴う重篤な合併症で、視力が部分的または完全に失われることがあります。現在のところ特異的な治療法はなく、早期発見と予防が鍵となります。
上皮下膜(エピレチナル膜)
光干渉断層計(OCT)でしばしば検出されますが、ほとんどが無症状で経過観察のみで済むケースが多いです。
