ヘルペスの治療とコントロールにかかる期間は?
性器ヘルペスはヘルペス単純ウイルス(HSV)による感染症で、主にHSV-2、稀に口唇ヘルペスの原因となるHSV-1が関与します。症状の出方は人それぞれで、治療・管理は発作の頻度や重症度に左右されます。根治はなく、症状の緩和と再発予防が目的です。
発作時の治療(エピソード治療)
1年に4回以下の発作しかない人は、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなどの処方抗ウイルス薬を、発作の前兆が出てから24時間以内に服用します。これによりウイルスの増殖が抑えられ、約2週間続く発作期間が短縮され、症状の重さも軽減されます。
併せて、患部を清潔に保ち乾燥させ、刺激の少ない綿素材の下着を着用し、氷で冷やすといったセルフケアも有効です(製薬会社GlaxoSmithKlineの情報)。
日常抑制療法(サプレッシブ療法)
発作が頻繁に起こる人は、毎日抗ウイルス薬を服用することで発作の予防が可能です。この方法は症状の軽減だけでなく、パートナーへの感染リスクも低減します(Mayo Clinic、GlaxoSmithKline)。現在のエビデンスは主に異性愛者間の性交渉に限定されています。
時間とともに変化する発作頻度
ヘルペス感染者は時間が経つにつれて発作回数が減少する傾向がありますが、個人差は大きく、数十年無症状で過ごす人もいれば、生涯にわたって頻繁に発作を繰り返す人もいます。
