目の帯状疱疹(ヘルペス眼)の治療法は?

目の帯状疱疹は激しい痛みと様々な合併症を伴うことがあります。適切な治療により症状はコントロールでき、約5週間で完治することもあります。

目の帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こります。水痘にかかったことがある人の神経節にウイルスが潜伏し、免疫力低下などで再活性化すると、神経に沿って皮膚に発疹が現れます。目の帯状疱疹は、眼の周囲に赤い斑点ができ、次第に水疱(ブレスタ)へと変化します。神経が損傷し炎症を起こすため、発疹が消えても激しい痛み(帯状疱疹後神経痛)が続くことがあります。

原因

帯状疱疹の直接的な原因は、水痘ウイルスの再活性化です。免疫力が低下するとウイルスが再び活動を始めます。ストレスや疲労、化学療法、がん、HIV感染などがリスク要因です。

症状

主に顔面や胸部に帯状の発疹が現れますが、眼に波及すると眼瞼の腫れ、結膜充血、眼球の圧迫感、痛みが生じます。発熱、かゆみ、チクチク感、激しい焼けつくような痛み、リンパ節の腫脹も伴うことがあります。

治療法

帯状疱疹は自然に治癒することもありますが、症状が重い場合や眼に及んだ場合は早期治療が重要です。抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)を早期に服用し、疼痛緩和のために鎮痛薬やステロイド点眼薬を使用します。水疱が破れた場合は清潔を保ち、汚染防止のために使い捨てのガーゼを使用します。乾燥した部位にはワセリンを薄く塗布し、皮膚の保護を行います。

合併症

眼帯状疱疹は角膜潰瘍や角膜瘢痕、視力低下、失明に至ることがあります。また、角膜の瘢痕は緑内障のリスクを高めます。早期の治療と定期的な眼科受診が合併症予防に不可欠です。

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