単純ヘルペス(HSV)とは?症状・治療・予防の全知識
単純ヘルペスウイルス(HSV)は、口唇や性器に感染しやすいウイルスです。HSV1は主に口唇ヘルペス(口内ヘルペス)を引き起こし、世界人口の約8割が保有しています。一方、HSV2は主に性器ヘルペスの原因となり、全人口の約20%が感染しています。感染後は一生ウイルスを保有し、再発のリスクがあります。
事実
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感染者の約3分の1は無症状であり、症状がなくても唾液や性行為を通じてウイルスを拡散します。
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HSVは極小のウイルスで、針の先端に数百万個が収まります。ウイルスはDNAコアとタンパク質の外膜から構成され、体内の細胞に侵入します。
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一度感染すると、ウイルスは神経細胞に潜伏し、生涯にわたって保有します。
症状
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口唇ヘルペスの初感染では、喉の痛み、口内の炎症、発熱、首のリンパ節腫脹、液体で満たされた小さな水疱が現れます。水疱が出ないケースもあり、症状だけでヘルペスと判断しにくいことがあります。
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性器ヘルペスでは、赤い斑点や水疱が性器全体に広がり、痛みやかゆみ、排尿困難、鼠径部のリンパ節腫脹、発熱が見られます。
再発のタイミング
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水疱は2〜10日で自然に消失しますが、ウイルスは神経細胞に潜伏し続けます。ストレス、風邪・インフルエンザ、日焼け、疲労、性行為などが再発の引き金となります。
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性器ヘルペスは年間5〜8回程度再発し、口唇ヘルペスは月に1回から年に1回程度の頻度で再発します。再発は徐々に軽減し、主に最初の感染部位で起こります。
治療法
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HSVは根治できませんが、抗ウイルス薬(例:アシクロビル)でウイルス増殖を抑制し、再発回数や症状の重さを軽減できます。症状が出たらできるだけ早く服用することが重要です。
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水疱が破れた際の二次感染防止には、抗菌性の軟膏を使用します。発熱や痛みがある場合は、市販の鎮痛剤で対処できます。
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発作時はゆったりした服装を心がけ、熱い環境は避け、患部を清潔かつ乾燥に保ちます。患部に触れた手は必ず洗浄してください。
予防・対策
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水疱や患部に触れない、タオルや食器を共有しないなど、直接接触を避けることが基本です。
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発作中や前兆(チクチク感・かゆみ)があるときは性行為を控え、コンドームを使用して感染リスクを低減します。症状がなくてもウイルスは感染可能です。
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妊娠中の感染は新生児へ垂直感染のリスクがありますが、医師に状況を伝え適切な管理を受ければ予防できます。
