単純ヘルペス1(HSV-1)と上手に暮らすためのガイド

概要

単純ヘルペス1(HSV-1)は、一般的に性器ヘルペスと結びつくウイルスとは異なります。口唇ヘルペスは見た目がはっきりしているため注意が必要で、感染力も同様に高いです。ウイルスは、開いた水疱や水疱ができる直前の期間に皮膚や粘膜に接触することで広がります。

対策ステップ

  1. 1. 発作のトリガーを避ける

    成人の約90%がHSV-1を保有していますが、発作を経験するのは約40%にすぎません。ストレス、発熱、睡眠不足、日光・風・寒さなどの刺激、免疫力低下は発作を誘発しやすい要因です。発作が起きていないときでもウイルスは存在しますが、発作時に特に感染力が高まります。トリガーを回避して発作回数を減らすことが、感染拡大防止と生活の質向上につながります。

  2. 2. 発作時の接触を最小限にする

    開いたヘルペス水疱に直接触れるとウイルスが確実に伝染します。口唇ヘルペスが出ているときは、キスや飲み物・ストロー・食器・歯ブラシの共有を避けましょう。ウイルスは人の体外では長時間生存できませんが、タオルの共有も推奨されません。また、乳児や免疫力が低下している人への接触は控えるべきです。

  3. 3. 市販薬で症状を緩和する

    HSV-1の根本的な治癒薬はありませんが、デナビルやアブリバなどの外用OTC薬を発作初期に使用すれば、症状の軽減と潰瘍の回復を早められます。痛みが強い場合は、アスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛剤を服用するとよいでしょう。口内の潰瘍にはリドカインやカオペクテートのジェルが有効です。

  4. 4. 抗ウイルス薬で発作を抑える

    症状の治療に加えて、抗ウイルス薬の服用により発作頻度を減らすことができます。ゾビラックス(アシクロビル)、バルトレックス(バラシクロビル)、ファムビル(ファムシクロビル)は、ほとんどの人で次回の発作までの間隔を延長する効果が認められています。

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