ハンセン病の発生率が最も高い地域はどこですか
ハンセン病の発生率が高い主な地域
ハンセン病は、マイコバクテリウム・レプラエによって引き起こされる慢性の感染症で、皮膚や末梢神経に主に影響します。熱帯・亜熱帯地域で特に高い発生率が報告されています。
1. インド
世界で最も多くの新規患者が報告されている国です。WHOによると、全世界の新規症例の約60%がインドで発生しています。ウッタル・プラデーシュ州、ビハール州、ジャルカンド州、チャッティスガル州、マハラシュトラ州などで特に多く見られます。
2. ブラジル
新規症例数で世界第2位。全世界の約14%を占めます。ミナス・ジェライス州、バイーア州、トカンティンス州、パラ州など、北東部・南東部・中西部で高い罹患率が報告されています。
3. インドネシア
新規症例の約8%を占め、パプア州、東ヌサ・トゥンガラ州、北マルク州などで特に多く見られます。
4. ネパール
国内全体で罹患率が世界平均を上回ります。特にテライ平野部のサプタリ地区、スンサリ地区、サルラヒ地区、マホッタリ地区で高い発生が確認されています。
5. バングラデシュ
新規症例の約5%を占め、全国的に見られますが、北部・北東部でやや高い傾向があります。
これらの国々以外でもハンセン病は発生します。早期診断・治療、予防対策の推進が、感染拡大防止と根絶に不可欠です。
