血圧計(スフィグモメーター)の使用手順
血圧計とは
血圧計は血圧を測定する装置です。主に、空気で膨らむカフ(圧迫バッグ)と、ゴムチューブの先端に付いた吹き込み用バルブ、そして圧力を表示する計器(マノメーター)で構成されています。カフはバルブで空気を注入し、排気バルブでゆっくりと抜くことで測定します。現在、ほとんどの血圧計は液体を使用しないアネロイド式ですが、校正用に水銀血圧計が用いられることがあります。
必要なもの
- 聴診器
- 血圧計(カフ付き)
測定手順
- 患者に椅子に座ってもらい、腕を軽く曲げて手のひらを上に向け、前腕を心臓の高さに支えるよう指示します。
- カフを腕の上部に装着し、カフの下端が肘のしわ(肘関節の横皺)から約1インチ(2.5cm)上になるよう調整します。腕は裸にし、きつい衣服で圧迫されないようにします。
- 聴診器のチューブを肘関節の前側(肘のしわの上、上腕動脈が走る位置)に軽く当てます。
- 脈拍が消える点より20〜30mmHg高い圧までカフを膨らませます。
- 排気バルブをゆっくり開いて、1秒あたり2〜3mmHgの速度で圧を抜きます。
- 聴診器で聞こえる「コロトコフ音」を確認します。最初に聞こえる音の圧が収縮期血圧(上の数値)です。音が消えるまでの圧が拡張期血圧(下の数値)となります。
