HIV検査で偽陽性が出る原因と対策
事実
偽陽性の原因はさまざまです。ELISA などのスクリーニング検査は、血中の抗体を検出するためのタンパク質を使用しますが、結核、マラリア、関節リウマチなどの感染症や自己免疫疾患、インフルエンザワクチン接種後に産生される抗体が、HIV 抗体と交差反応し、陽性と判定されることがあります。
解釈の違い
検査手順や結果の判定基準はメーカーや国・地域によって統一されていません。そのため、同じサンプルでも検査機関によって陽性・陰性の判定が異なることがあります。
時間的な対応
HIV に感染している場合は、できるだけ早く治療を開始することが重要です。ですが、スクリーニング検査だけで治療を始めるべきではありません。陽性と判定されたら、すぐにより特異的な確認検査(例:Western blot、PCR)を受け、偽陽性かどうかを確定してください。
検査の種類
主に以下の2種類が用いられます。
- ELISA(酵素免疫測定法):血中の抗体を検出し、陽性反応が出るとスクリーニングで陽性と判断します。
- Western blot(ウエスタンブロット):HIV の特定タンパク質を直接検出し、ELISA の陽性結果を確認します。どちらの検査でも偽陽性は起こり得ます。
注意点
陽性結果が出た場合は、すぐに医療機関で確認検査を受けましょう。二重に陽性でも、稀に誤診の可能性があります。確定診断のうえ、適切なカウンセリングと治療を受けることが大切です。
