副腎が機能停止する原因は?
副腎の役割
副腎は左右の腎臓の上に位置し、体内の内分泌系を構成する重要な腺です。副腎はホルモンを分泌し、気分やストレスの調整、成長・発達、血糖値、免疫機能、さらには体内の塩分・水分バランスの維持に関わります。
システム障害のメカニズム
副腎は単独で機能するわけではありません。脳の下部にある視床下部が下垂体に「副腎皮質刺激ホルモン(ACTH、コルチコトロフィン)」の産生を指示し、下垂体はこのホルモンを分泌します。ACTH が副腎に作用して各種ホルモンを作り出す仕組みです(米国泌尿器科学会基金)。したがって、視床下部や下垂体がACTHを過少または過剰に産生すると、副腎はホルモンを十分に作れなかったり、逆に過剰に分泌したりします。
副腎がんの影響
副腎にがんができると、腺自体の機能が阻害されます。腫瘍はしばしば過剰なコルチゾールやその他の副腎産物を分泌し、正常なホルモンバランスを乱します(米国泌尿器科学会基金)。
主な症状
- 高血圧
- 糖尿病
- 体重増加(肥満)
- 過剰な体毛
- 月経異常
- 性機能障害
- 骨粗鬆症
診断方法
- CTまたはMRIで視床下部・下垂体・副腎の画像評価
- 血液・尿検査でホルモン濃度を測定
- 家族歴の詳細な聴取
- 身体診察
