血液中のFSH(卵胞刺激ホルモン)とは何か?
FSH(卵胞刺激ホルモン)は、女性では卵胞の成熟・排卵、男性では精子の生成を促す重要なホルモンです。血液検査で測定することで、不妊の原因や思春期の早期・遅延、さらには月経異常や下垂体機能障害など、さまざまな健康状態の診断に役立ちます。
FSHとは
米国ミシガン大学医学部の説明によると、FSHは卵巣と精巣を刺激し、卵子と精子の産生を調整するホルモンです。
検査の目的
FSH測定は、以下のような目的で実施されます。
- 不妊の原因特定
- 性腺や下垂体の疾患診断
- 思春期の発育状況評価
男性におけるFSH
男性のFSH値が高い場合、精巣に感染、腫瘍、免疫系の異常などの問題が疑われます。逆に低い場合は、下垂体の機能低下が考えられます。
女性におけるFSH
女性でFSHが低いと、卵巣予備能(卵子の残量)が減少している可能性があります。高い場合は、更年期の開始を示すサインとされます。
子どもにおけるFSH
思春期が早く始まる子どもは年齢相応より高いFSH値を示すことがあり、逆に遅れている場合は低いFSH値が見られます。
