TSH検査とは何ですか?

臨床検査は、医師が疾患や状態を診断・治療するための重要な手段です。TSH(甲状腺刺激ホルモン)検査は、甲状腺の過活動(甲状腺機能亢進症)や低活動(甲状腺機能低下症)を診断・治療する際に用いられます。血液を採取して測定し、ほとんどの検査機関で実施可能です。

甲状腺

甲状腺は気管の前、喉仏のすぐ下に位置し、代謝の調節に関与しています。その機能は、前頭下垂体(前下垂体)から分泌されるTSHに大きく依存しています。

前下垂体とTSH

前下垂体は「マスター腺」とも呼ばれ、他の内分泌腺の働きを調整します。TSH(甲状腺刺激ホルモン)を分泌し、甲状腺に対してチロキシン(T4)やトリヨードサイロニン(T3)をどの程度分泌すべきか指示します。

甲状腺疾患の症状

  • 甲状腺機能が低下すると、倦怠感、全身の痛み、うつ状態などが現れます。
  • 甲状腺が過剰に刺激されると、エネルギー過多、不眠、躁状態などが起こります。

TSH検査の目的

医師はTSH検査で、前下垂体が甲状腺に与えている刺激の程度を測定します。その結果に基づき、薬剤で刺激を調整し、甲状腺疾患の症状を緩和します。

検査の簡便さ

TSH検査は患者に特別な準備は不要で、血液サンプルを採取するだけです。米国のほとんどの臨床検査室で実施可能で、手順もシンプルです。

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