閉経とは何か:定義と概要
閉経は女性の生殖機能が永続的に停止する時期で、ホルモン分泌の低下や様々な身体的変化を伴います。ここでは閉経の原因、段階、平均年齢、主な症状、治療法、合併症についてわかりやすく解説します。
原因
閉経は卵巣がエストロゲンとプロゲステロンの産生を停止することで起こります。その結果、月経が止まり、毎月の排卵もなくなります。
段階
閉経は主に更年期前(ペリメノポーズ)と閉経後(ポストメノポーズ)の2段階に分けられます。ペリメノポーズは月経は続くものの更年期症状が現れる期間で、ポストメノポーズは最後の月経から12か月が経過した状態です。
平均年齢
平均的な閉経年齢は約51歳で、一般的に40歳から59歳の間に経験します。
主な症状
- 月経不順や出血
- ホットフラッシュ(熱感)や夜間の発汗
- 膣の乾燥・かゆみ、性交時の痛み
- 尿路感染や排尿障害
- 記憶力や気分の変化、疲労感
- 体毛増加や体重増加
治療法
閉経自体は不可逆ですが、症状はホルモン補充療法(HRT)で緩和できます。エストロゲンやプロゲストンの合成ホルモン、エストロゲンクリーム、特定の抗うつ薬、そして大豆製品が症状軽減に役立つことがあります。
合併症
閉経後は骨密度低下による骨粗鬆症や、冠動脈疾患のリスクが2〜3倍に上昇します。
