人工閉経(早期閉経)の原因・症状・対処法
閉経の三つの形
閉経は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が減少し、月経が止まる自然な現象です。一般的に中年期に起こりますが、以下の3種類があります。
- 自然閉経:45〜60歳で自然に起こる。
- 早発閉経:40歳未満で起こり、感染症や腫瘍、過度なストレスが原因になることがあります。
- 人工閉経:手術や薬剤の影響で意図的に起こされる。
人工閉経とは
人工閉経は、薬物治療や手術により卵巣機能が失われ、ホルモンが急激に減少する状態です。特に40歳未満の女性にとっては、妊娠の希望がある場合大きなショックとなります。
主な原因
- 子宮全摘や卵巣摘出手術。
- 骨盤部への放射線治療。
- 子宮内膜症治療に用いられるGnRH作動薬などの薬剤。
卵巣が摘出されると、ホルモン変化が急激に起こり、症状が重く出やすくなります。
症状
人工閉経の症状は自然閉経と同様ですが、出現が急速です。主な症状は以下の通りです。
- 乳房の圧痛
- ホットフラッシュ・夜間の発汗
- 不眠や気分の変動、うつ
- 片頭痛、関節のこわばり・痛み
- 脱毛、動悸、骨粗鬆症のリスク上昇
症状への対処法
閉経自体を止めることはできませんが、症状を緩和する方法があります。
- カフェインやアルコールの摂取を控える。
- バランスの取れた食事と漢方薬などの自然療法を取り入れる。
- ストレスを減らし、適度な運動を続ける。
- 症状が強い場合は、ホルモン補充療法や医師の指導のもとでの薬物治療を検討する。
月経不順や上記の症状が続く場合は、必ず専門医に相談し、適切な検査と治療を受けましょう。
