夜間のホットフラッシュ対策ガイド
閉経期に入るとエストロゲンが減少し、脳が神経系に対して体温を最大6℃上げるよう指示します。これが「ホットフラッシュ」と呼ばれ、夜間や睡眠中に起こると「夜間の発汗(ナイトスウェット)」となります。
リスク要因を減らす
- 人種:アフリカ系アメリカ人女性は白人やアジア人女性よりホットフラッシュが起きやすい。
- 食事・飲料:アルコール、カフェイン、辛い食べ物は避ける。
- 運動不足:定期的な運動を取り入れる。
- 喫煙:禁煙する。
- 高温環境:熱い湯船やサウナの利用は控える。
自宅でできる対策
- 服装は重ね着にし、ホットフラッシュ時に1枚脱げるようにする。
- 室温を低めに保ち、冷たい飲み物を手元に置く。
- 就寝前3時間はカフェインや辛い食事を控え、寝室の温度を2~3℃下げる。
- ストレスはホットフラッシュの大きな引き金。就寝前に瞑想や深呼吸を行い、リラックスした状態で眠りにつく。
処方薬による治療
- ホットフラッシュやナイトスウェットが睡眠の質を低下させ、うつや不安を引き起こす場合は医師に相談する。
- 第一選択はホルモン補充療法(HRT)。子宮摘出術を受けた女性はエストロゲン単独、子宮が残っている場合はエストロゲン+プロゲステロンの併用で子宮内膜がんを予防する。
- ホルモン療法は乳がんや血栓のリスクがあるため、最短期間で使用する。
- 代替薬としてガバペンチン(Neurontin)はナイトスウェットに効果的。副作用として眠気、めまい、頭痛がある。
