多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療法
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、ホルモンバランスの乱れにより男性ホルモン(アンドロゲン)が過剰に産生される状態です。アンドロゲンの増加は、にきびや顔・体毛の過剰、排卵の停止などを引き起こします。また、インスリン抵抗性が高まり、糖尿病リスクが増大します。
生活習慣の改善
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適正体重の維持はホルモンバランスを整える上で重要です。医師と相談し、身長や骨格に合った目安体重を確認しましょう。
食事は果物、野菜、全粒穀物、低脂肪たんぱく質、ナッツ、豆類を中心にし、飽和脂肪(赤身肉など)やトランス脂肪(加工菓子など)の摂取を控えます。これに加えて、週のほとんどの日に30分以上の有酸素運動を行うと効果的です。
喫煙はホルモン調整を妨げ、アンドロゲン濃度を上昇させます。喫煙者はできるだけ早く禁煙に取り組むことが推奨されます。
ホルモン治療
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医師は経口避妊薬を処方し、月経周期を整えながらアンドロゲンの産生を抑制します。その結果、にきびや過剰な体毛が改善されます。
妊娠を希望する場合は、排卵誘発剤などの不妊治療薬が必要になることがあります。適切な薬剤選択で妊娠率を高めましょう。
PCOSはうつ病リスクも高めます。2週間以上続く強い悲しみや絶望感がある場合は、早めに専門医の診察を受けることが重要です。
インスリン管理
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PCOSは糖尿病への進行リスクがあるため、インスリン値の定期的なチェックが必要です。医師は血糖コントロールとアンドロゲン抑制のために、メトホルミンなどの糖尿病薬を処方することがあります。これにより月経周期が正常化することも期待できます。
