ホルモンバランスの乱れが招く主な疾患
ホルモンバランスの乱れは、がんや自己免疫疾患、甲状腺機能亢進症など、さまざまな健康問題の原因となります。早期にその兆候を把握し、適切な対策を取ることで重篤な病気の発症を防げます。
がん
ホルモンバランスが崩れると、女性では子宮体がん・子宮頸がん・乳がん、男性では前立腺がんのリスクが高まります。
自己免疫疾患
ホルモン基金の報告によれば、ループス(全身性エリテマトーデス)などの自己免疫疾患は、ホルモンの不均衡が原因または症状を悪化させることがあります。
クッシング症候群
体内で過剰なコルチゾールが長期間にわたり分泌されるか、プレドニゾンなどのコルチゾール様薬剤を使用することで発症します。主な症状は体重増加・高血圧・糖尿病・骨粗鬆症・不妊・性欲低下などです。
先端巨大症(アクロメガリー)
下垂体から成長ホルモンが過剰に分泌されると、骨が異常に速く成長し、成人では手足や顔面が大きくなります。子どもの場合は巨人症と呼ばれます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺ホルモン(チロキシン)の過剰産生により起こります。体重の急激な変動、頻脈、振戦、不安、疲労、甲状腺腫などの症状が現れ、他の自己免疫疾患のサインであることもあります。
注意点
ホルモンバランスに異常を感じたら、まずは内科医を受診し、必要に応じて内分泌科専門医への紹介を受けましょう。早期にホルモンを正常化すれば、重大な健康問題の発生を予防できます。
