副腎機能低下の治療法
副腎機能低下とは
副腎が弱くなると、体がストレスに対処するために必要なホルモンであるコルチゾールが十分に産生されません。この状態は副腎不全(アジソン病)と呼ばれ、放置すると命に関わることがあります。
副腎不全は年齢に関係なく発症しますが、30〜50歳代に多く見られます。治療はホルモン補充により不足分を補い、体の正常な機能を維持します。
必要なもの
- 処方されたホルモン剤(例:ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、コルチゾン酢酸エステル)
治療手順
- ホルモン補充:医師の処方に従い、ヒドロコルチゾン(Cortef)やプレドニゾロン、コルチゾン酢酸エステルなどを服用し、体内のホルモン量を補います。
- アルドステロン補充(フロリネフ):必要に応じて、体内のナトリウム・カリウムバランスや血圧を調整するアルドステロンの代替薬を医師に相談してください。
- 服薬の遵守:処方された薬は指示どおり毎日服用し、体内ホルモン濃度を安定させます。
- ストレス時の増量:病気、手術、家族の死や離婚、失業などのストレスがあるときは、医師に相談し投薬量の増加が必要か確認しましょう。
- 経口摂取が困難なとき:嘔吐や化学療法による吐き気で薬が飲めない場合は、ステロイド注射で補う方法があります。
- 性ホルモン補充:男性の場合、性欲低下があるときはデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)などのアンドロゲン補充を、女性でも同様の症状がある場合は医師に相談してください。
