クッシング症候群の症状の見分け方
クッシング症候群とは
クッシング症候群は体内のコルチゾールが過剰になることで起こる疾患です。コルチゾールはストレスに対処するために必要なホルモンですが、過剰になると全身にさまざまな問題を引き起こします。コルチゾールは腎臓の上にある副腎(カプ状の小腺)や、脳の基底部に位置する下垂体でも産生されます。
この症候群は主に20歳から50歳までの男女に見られ、ホルモンバランスの乱れや他の疾患が原因で過剰に分泌されると考えられています。早期に症状を把握し、適切な医療を受けることで、ステロイド使用時に見られる合併症の予防が可能です。
症状チェックリスト
- 顔の丸み(ムーンフェイス):鏡で自分の顔を見て、普段より丸く見えるか確認します。目がむくんでいることもあります。
- 皮膚の変化:あざができやすくなったり、皮膚が薄く脆くなっていませんか? 赤や青の伸びたようなストレッチマークが、体重増加や妊娠と無関係に現れることがあります。
- 体重増加と脂肪の蓄積:体重計に乗って急激な体重増加や、特に腹部周りの脂肪が増えていないか確認します。
- 月経や体毛の変化:女性は月経周期が乱れたり、顔や体に毛が増えることがあります。これもクッシング症候群のサインです。
- 精神・感情の変化:ストレス以外の理由でイライラしたり、気分が不安定になることがあります。これも見逃さないでください。
