成人男性のセルトリ細胞が分泌する主要ホルモン2つとは?
セルトリ細胞が分泌する主要ホルモン
1. アンドロゲン結合タンパク質(ABP)
ABPは糖タンパク質で、精細管内でテストステロンに結合し、局所的なテストステロン濃度を高く保ちます。これにより精子形成が促進されます。また、ABPはテストステロンを副睾へ運び、精子の成熟と輸送に不可欠な役割を果たします。
2. インヒビン
インヒビンはペプチドホルモンで、下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の産生を抑制します。FSHはセルトリ細胞を刺激してABPの産生を促すため、インヒビンは負のフィードバックとして働き、FSH分泌を調整します。
これらのホルモンはすべて精細管のセルトリ細胞から分泌され、正常な精子形成、テストステロンレベルの維持、FSH分泌の制御に重要な役割を担っています。
