甲状腺機能低下症でまぶたの遅れが起きる原因は?
甲状腺機能低下症とまぶたの遅れ(リッドラグ)
甲状腺ホルモンの分泌が減少すると、全身の代謝が低下し、筋肉の働きも鈍くなります。まぶたを上下させる筋肉も例外ではなく、下を向いた後に上を向く際、上まぶたが元の位置に戻るのが遅れる「リッドラグ」が現れます。
甲状腺ホルモンの役割
甲状腺ホルモンは、体内のさまざまな組織や筋肉の成長・機能を調整する重要なホルモンです。特に、まぶたの開閉に関わる眼輪筋(眼瞼挙筋・眼瞼下筋)の収縮力を維持します。ホルモンが不足すると、これらの筋肉が弱体化し、速やかにまぶたを上げることが難しくなります。
リッドラグが示すサイン
リッドラグは、甲状腺機能低下症のひとつの兆候と考えられます。見た目だけでなく、全身の代謝低下や倦怠感、体重増加など他の症状と併せて現れることが多いです。疑いがある場合は、内分泌科や眼科で血液検査などの診断を受け、適切な治療を開始することが重要です。
