突然の脱毛斑(はげ)の原因とは?
髪が突然抜け始めたり、予期せぬはげ斑ができたりすると、不安になるものです。加齢による自然なはげとは別に、医療的要因や薬剤、生活環境が関係していることがあります。ここでは、急な脱毛の主な原因と対策を分かりやすく解説します。
円形脱毛症(Alopecia Areata)
若くて健康な方が急に髪の毛を失う場合、自己免疫疾患である円形脱毛症が疑われます。免疫系が毛根を誤って攻撃することで、部分的な抜け毛から全体的なはげまで様々なパターンが現れます。生命に直接危険はありませんが、精神的なストレスを伴うことが多いです。米国のNational Alopecia Areata Foundationによると、約400万人がこの症状を抱えています。
化学療法(Chemotherapy)
がん治療の一環として化学療法を受けると、毛根が強いダメージを受けて脱毛が起こります。治療が終了すれば毛は再び生えてくることが一般的です。脱毛についての不安は、担当医に相談して適切な情報を得ることが重要です。
処方薬による副作用
新たに処方された薬が原因で脱毛が始まることがあります。例として、間質性膀胱炎の治療薬エルミロンや、経口避妊薬、抗うつ薬ゾロフトなどが挙げられます。薬の中止は医師の指示なしに行わず、必要に応じて代替薬への変更や副作用の管理を相談しましょう。
ストレス
極度のストレスや不安は、体のホルモンバランスを乱し、抜け毛を引き起こすことがあります。家族の死別や失業、介護などの心理的負荷が原因になることも。適切なストレス対策として、カウンセリング、運動、瞑想、必要に応じて医師による薬物療法を検討してください。
急な脱毛に気づいたら、まずは医師に相談し、原因を特定することが最善の対策です。
