壊死性筋膜炎の兆候と症状

原因

壊死性筋膜炎は極めて稀ながら重篤な感染症で、主に溶血性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)などの細菌が原因です。小さな擦り傷や切り傷から細菌が体内に侵入し、傷口が適切に洗浄・消毒されないと増殖し、毒素を全身に放出します。

皮膚の刺激

初期症状は皮膚の軽い刺激感ですが、痛みは強く感じられます。数時間以内に、皮膚表面に小さな赤い腫れや多数の赤い突起が現れます。

腫れた感染部位

感染が進行すると、数時間で患部の組織が腫れ上がり、皮下に膿がたまります。その結果、皮膚の下で湿潤が蓄積し、腫脹が顕著になります。

皮膚の変色と水疱

さらに数時間経つと、皮膚が紫色に変色し、厚い水疱が形成されます。水疱は黒く見えるほど暗くなることもあり、膿が漏れ出すことがあります。

嘔吐・下痢など全身症状

感染が進むと嘔吐や下痢が現れ、発熱、寒気、低血圧、過度の発汗、めまいといった全身症状が続きます。後期になると重度の倦怠感、脱水、ショック、意識混濁が見られ、緊急の医療介入が必要です。

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