髄膜炎の種類と症状、早期対策のポイント

髄膜炎は子どもや乳児、若年成人に多く見られる危険な感染症です。脳に深刻なダメージを与えることがあり、タイプによって症状や重症度が異なります。早期に発見すれば治療が可能ですが、放置すると死亡や後遺症につながります。年齢層ごとのサインに注意し、早めの受診が重要です。

定義

髄膜炎は、ウイルス性髄膜炎と細菌性髄膜炎を総称する用語です。症状は非常に似通っているため、検査でどちらかを判別します。ウイルス性は自然に回復することが多く、完全に回復します。一方、細菌性は重症化しやすく、聴覚障害、脳損傷、最悪の場合は死亡に至ります。細菌性は主に髄膜炎球菌性と肺炎球菌性の2種類に分かれます。

ウイルス性髄膜炎の症状

ウイルス性は急激に発症します。乳児の場合、食欲不振や極度の泣きわめきが見られ、背中が硬くなることがあります。全身または四肢に発疹が現れ、発疹は隆起することもあります。若年成人や成人では、筋力低下、頭痛、倦怠感、筋肉痙攣、不眠、行動障害や集中力低下などが出ます。ほとんどは10〜14日で回復します。

細菌性髄膜炎の症状

症状は発症直後から数日間にわたって現れます。2歳以上の人では、頭痛、強い発熱、首の硬直が典型的です。その他、吐き気、光過敏、嘔吐、意識混濁、眠気が伴います。重症化すると皮下出血が広がり、急速に悪化します。新生児や乳児では、イライラ、嘔吐、活動低下、授乳不良などが見られ、発見が難しいことがあります。病状が進行すると痙攣が起こります。

髄膜炎球菌性髄膜炎の症状

頭痛、発熱、寒気、首の硬直、嘔吐に加えて、全身に小さな赤い斑点が広がる発疹が特徴です。さらに、痙攣、脚の伸展不能、昏睡、膝や首の硬直、ショック状態に陥ることがあります。

肺炎球菌性髄膜炎の症状

首の硬直、光過敏、 高熱、激しい頭痛、吐き気・嘔吐、精神状態や行動の変化、意識混濁、頻脈が主な症状です。

注意点

家族や身近な人の体調変化に常に注意を払いましょう。髄膜炎は命に関わるだけでなく、脳に永続的な障害を残すことがあります。疑わしい症状が見られたら、できるだけ早く医療機関で診察・治療を受けることが重要です。

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