黒カビ(Stachybotrys chartarum)による健康症状と対策

黒カビ(Stachybotrys chartarum)は、セルロースを含む建材(石膏ボードや木材)に常に湿気がある環境で繁殖する緑黒色のカビです。他の黒く見えるカビとは異なります。

重要性

1990年代後半の調査で、住宅の30〜40%で黒カビが検出されたと報告され、問題が想定以上に広がっている可能性が指摘されています。健康被害を早期に把握できるよう、症状を知っておくことが重要です。

主な症状

  • 頭痛、喉の痛み、下痢、慢性的な疲労感など、風邪やインフルエンザに似た症状
  • 抜け毛や皮膚の発疹などの皮膚症状

これらの症状は時間が経っても自然に改善しないことが特徴です。滞在時間が長いほど症状が悪化することがあります。

合併症・リスク

  • 喘息、アレルギー、肺疾患を持つ人は咳や喘鳴、呼吸困難などの呼吸器症状が出やすい
  • 乳幼児の特発性肺出血と黒カビの関連が報告されていますが、因果関係は未確認です

予防と対策

黒カビは湿気が原因です。まず湿気の発生源を特定し、根本的に除去します。

硬い表面は'1カップの漂白剤を1ガロンの水に混ぜた溶液'で拭き取ります。カーペットなど吸収性のある素材は廃棄が安全です。作業時は換気を十分に行い、手袋と保護メガネを着用し、漂白剤とアンモニアは混ぜないでください。自信がなければ専門業者に依頼しましょう。

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