まぶたが腫れる原因は?
まぶたの腫れや炎症は、さまざまな原因で起こります。多くは軽度で自然に治りますが、稀に重大な疾患のサインであることもあります。まぶたの内側を覆う結膜は、細菌や異物から目を守る役割を担っており、刺激を受けると腫れが生じます。
アレルギー
免疫系が過剰に反応することで起こるアレルギーは、まぶたの腫れやかゆみ、涙目を伴います。喉の腫れ、くしゃみ、鼻水、じんましんなどの症状も見られます。主なアレルゲンは、ペットのフケ、花粉、ほこり、カビ、特定の食品などです。
ヘルペス
ヘルペスウイルス(単純ヘルペスウイルス)に感染すると、まぶたが腫れるだけでなく、口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こすことがあります。感染は主に接触によって広がります。
結膜炎(ものもらい)
結膜はまぶたを覆う粘膜で、炎症が起こると結膜炎となります。ウイルスや細菌、アレルギーが原因で、まぶたの腫れ、赤み、黄黄色の分泌物が特徴です。感染性が高く、他人にうつりやすいです。
腎臓疾患
腎臓の機能低下に伴い、体内の余分な水分が目の周りにたまり、まぶたが腫れることがあります。代表的な疾患は以下の通りです。
ネフローゼ症候群
腎臓の血管や糸球体が損傷し、血液中のタンパク質が減少、尿中にタンパク質が大量に漏れる状態です。糖尿病が原因になることが多く、むくみ(手足や顔)、食欲不振、体重増加などの症状が併発します。
糸球体腎炎
まれな腎疾患で、尿量が減少し、体内に水分がたまりやすくなります。まぶたや顔の腫れ、高血圧、発熱、頭痛などが見られます。
ものもらい(麦粒腫)
まつげの毛包に細菌が感染し、膿がたまることで炎症が起こります。赤み、腫れ、膿が見える腫瘍、痛みが主な症状です。
