耳の障害

  • 外耳道炎(通称「スイマーイヤー」)は、アセトアミノフェン(成人はアスピリン)と、抗菌・ステロイド成分(例:コルチスポリン点耳薬)を含む点耳薬で治療します。

  • 中耳炎は鼓膜の炎症を伴い、速やかな治療が必要です。アムピシリン、アモキシシリン、クラリスロマイシンなどの抗生物質が使用され、疼痛にはアセトアミノフェンや鎮痛点耳薬が用いられます。

  • メニエール病などの内耳障害によるめまい・耳鳴りには、抗生物質のゲンタマイシンを中耳腔内に直接投与する治療が有効です。

鼻の障害

  • 副鼻腔炎は、アモキシシリン、バクトリム、セフェム系抗生物質で治療し、必要に応じて去痰薬やフェニレフリンなどの血管収縮薬を併用します。

  • アレルギー性鼻炎は、抗ヒスタミン薬、去痰薬、免疫療法、吸入ステロイドで管理します。

  • 鼻ポリープは慢性アレルギーや副鼻腔炎、鼻感染症の原因となります。吸入ステロイド、抗ヒスタミン薬、去痰薬で炎症を抑え、感染がある場合は抗生物質を使用します。

喉の障害

  • 溶連菌性咽頭炎は、ペニシリン系または広域スペクトラム抗生物質で治療します。

  • 急性扁桃炎は、成人はアスピリン、子供はアセトアミノフェンで疼痛緩和し、十分な休養と水分補給が必要です。細菌性の場合はエリスロマイシンやペニシリン系抗生物質が投与されます。

  • 上気道炎症を伴うエピグロティティスは、気道閉塞を防ぐために静脈内抗生物質とステロイド投与が緊急に行われます。