乳児のコリック対策ガイド

赤ちゃんは皆泣きますが、コリックは特に特徴的です。コリックは、3時間以上、1週間に3日以上、3週間以上続く過度の泣きで、他の面では健康で十分に授乳されている乳児に見られます。多くは夕方に起こり、赤ちゃんは抱きしめても落ち着かず、足を引き寄せて体が硬直し、げっぷやおならをすることがあります。原因は完全には解明されていませんが、ガス、胃食道逆流、胃の過敏、未熟な消化器系、食物アレルギーなどが関与すると考えられています。

おくるみブランケット

  • 原因に関わらず、専用のおくるみブランケットは育児の救世主になることがあります。赤ちゃんをしっかりと包み込むことで、むずむずしたり激しく動き回ることができなくなり、安心感が得られます。過度に泣く赤ちゃんを穏やかにし、寝かせつけやすくなる効果があります。

ガス対策

  • コリックがガスによるものと分かれば、比較的簡単に対処できます。米国食品医薬品局(FDA)認可の市販のガス除去薬(シメチコン含有)を使用します。滴下用のボトルで、赤ちゃんの口や哺乳瓶に直接数滴投与します。投与量は年齢に応じて調整します。また、内部に通気口がある哺乳瓶を使用すると、授乳時に飲み込む空気の量を減らすことができます。

逆流(胃食道逆流症)

  • 授乳中の激しい泣き、嘔吐、背中を反らすような姿勢は、胃食道逆流症(GERD)を示すサインです。赤ちゃんは背もたれを立てた姿勢で寝ることを好むことがあります。逆流は生後3か月までに特に多く見られ、小児科医の診断で処方される制酸薬が症状緩和に役立ちます。

低アレルギー性ミルク(ハイポアレルギックミルク)

  • ガスや逆流が除外された場合、胃の過敏や未熟な消化器系、食物アレルギーが原因の可能性があります。低アレルギー性ミルクは、牛乳タンパク質や大豆タンパク質を分解した特別な処方ミルクで、症状の改善が期待できます。一般のスーパーやディスカウントストアでも販売されていますが、通常のミルクより高価です。医師の処方があれば、保険適用で購入できる場合があります。

食物アレルギーの対処

  • 授乳中の母親や赤ちゃんの食事に含まれる牛乳タンパク質や大豆タンパク質がアレルギー反応を引き起こし、コリックの原因になることがあります。低アレルギー性ミルクだけでなく、除去食(アレルゲンを食事から排除)を試みることで、原因食材を特定しやすくなります。アレルギー検査も有効です。必要に応じて、赤ちゃんだけでなく家族全体の食生活を見直すことが重要です。

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