家庭用水槽で感染する可能性のある病気

水槽は通常、飼い主に大きな危険をもたらすことは少ないです。しかし、免疫力が低下している人が水槽の水を飲み込んだり、病気の魚と直接皮膚接触したりすると、細菌や原虫感染のリスクがあります。高齢者、妊婦、HIV感染者、化学療法中の方は、長時間の水槽水との接触を避け、機材の取り扱い時には常識的な予防策を講じるべきです。

魚結核 (Fish Tuberculosis)

FishLore(有名な水槽情報サイト)によると、Mycobacterium marinum(魚結核)は水槽の魚から感染する代表的な人獣共通感染症です。ジョージ・メイソン大学の報告では、感染した魚に直接触れた開放創(傷口)から主に感染するとされています。

エリスピロトリックス(魚取扱者病)

エリスピロトリックスは「魚取扱者病」とも呼ばれ、水槽趣味者に感染することは稀です。主に漁師や肉屋など、魚や肉を頻繁に扱う職業の人に見られます。皮膚に菱形の発疹が現れ、抗生物質での治療が必要です。

魚狂病(Mad Fish Disease)

このストレプトコッカスはティラピアやシクリッドなどで見られますが、家庭用水槽での報告はありません。しかし、免疫低下者の飼育者にとっては潜在的リスクがあります。感染した水に開放創が直接触れると、皮膚感染症を引き起こすことがあります。

ビブリオ属(Vibrio)

Vibrio alginolyticus と Vibrio damsela は、開放創が水槽の水に触れたときに感染することがあります。まれに全身へ広がり、重篤な合併症を起こすこともあります。さらに、誤って水槽の水を飲み込むと、Vibrio vulnificus(全身・創傷・腸管感染)や Vibrio parahaemolyticus(創傷・腸管感染)に感染するリスクがあります。

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