壊疽の理解と対処法
慢性閉塞性血管疾患や糖尿病の患者は、壊疽(えしゃ)を発症するリスクが高くなります。感染した傷口が見られたら、循環が何らかの形で障害されている可能性があるため、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
壊疽に関する基本知識
壊疽は組織が壊死し、腐敗して死んでしまう状態です。
血液供給が不足すると、壊疽が起こります。
主な原因はクロストリジウム属などの細菌感染です。
床ずれ、深い火傷、凍傷、血栓、重度の動脈硬化、糖尿病、閉塞性血管疾患など、血流が十分でない状態が壊疽の合併症となります。
40歳以上では、糖尿病男性の壊疽罹患率は一般の50倍、糖尿病女性は70倍に上ります。
「乾性壊疽」は感染がなく、組織が乾燥して萎縮し、黒く変色します。
「湿性壊疽」は細菌感染に伴い、組織が腐敗して湿った状態になります。
壊疽は主に四肢(手足)に発生しやすいです。
早期に診断し、抗菌薬や外科的除去、血流改善などの適切な治療を行うことで、壊疽の進行を抑え、生命予後を改善できます。
