運動失調毛細血管拡張症(アタキシア・テランジエクタジア)の見分け方
運動失調毛細血管拡張症(アタキシア・テランジエクタジア)は、免疫不全を伴う遺伝性疾患です。出生時には症状が顕在しないことが多く、2歳前後で発達遅延や特有の皮膚血管変化が見られます。以下に、子どもにこの疾患が疑われる際のチェックポイントと診断手順をまとめました。
必要なもの
- 症状リスト
- 身体的特徴リスト
- 血液検査
診断手順
発達遅延の確認
子どもが発達や運動技能、言語に遅れを示し、バランスが取りにくい場合、脳の運動・平衡を司る領域が障害されている可能性があります。
小さな赤い蜘蛛状血管の有無
目の角や耳、頬に赤い細い血管(蜘蛛状血管)が現れることがあります。全員に出るわけではありませんが、重要なサインです。
免疫機能低下の確認
T細胞が著しく減少し、呼吸器感染症が頻発します。また、白血病やリンパ腫などの悪性腫瘍のリスクも高くなります。
放射線感受性のチェック
X線やガンマ線などの放射線に対して極めて敏感で、通常の検査でも副作用が出やすい特徴があります。
血液検査の実施
医師は血液検査でT細胞数の低下やその他の免疫指標を評価し、臨床症状と合わせて診断を行います。
