小児のシゲラ症と痙攣
重要性
シゲラ症は、主に2〜4歳の子どもに多く見られる感染症です。発熱や嘔吐、下痢に加え、重症例では高熱や痙攣が起こります。特に2歳未満の乳幼児は、重篤な症状を呈しやすいと報告されています。
原因
シゲラ菌(Shigella属)は、汚染された便や手口、汚れた表面・物品を介して感染します。混雑した環境や保育園に通う子どもは、感染リスクが高まります。
診断
主に便培養でシゲラ菌の有無を確認します。検体は検査機関に送付し、細菌の同定が行われます。
治療
抗生物質による治療が基本ですが、脱水症状が認められる場合は点滴などの静脈補液が必要です。
予防
以下の衛生対策が有効です。
- こまめな手洗い(特にトイレ・おむつ交換後)
- 調理時の清潔保持
- 家庭内の表面や玩具の定期的な清掃
- 汚れたおむつの適切な処理
- 公共のプールや湖の水を飲まないよう注意する
