インフルエンザと関節痛の関係

識別

関節は骨、軟骨、そして骨と骨の間をクッションする滑液が入った嚢(滑液包)で構成されています。インフルエンザウイルスがこの滑液包に感染すると、炎症が起き、激しい痛みが生じます。

特徴

インフルエンザによる関節痛は、変形性関節症のように特定の関節だけに現れるのではなく、複数の関節に同時に現れることが多いです。

対処法

米国疾病予防管理センター(CDC)は、インフルエンザに伴う関節痛にはアセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンなどの市販鎮痛剤の使用を推奨しています。また、症状の重さや期間を短縮するために、抗ウイルス薬の処方が行われることもあります。

ポイント

市販の咳止めや風邪薬の多くはアセトアミノフェンやイブプロフェンを含んでいるため、服用時に重複投与にならないよう、ラベルをよく確認しましょう。

留意点

関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)など、関節痛を伴う疾患を持つ人は、免疫抑制剤やステロイド治療の影響で免疫力が低下しています。そのため、インフルエンザによる合併症のリスクが高くなります。

注意事項

小児や思春期の患者に対してアスピリンを使用すると、レイ症候群という重篤な疾患を引き起こす恐れがあります。

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