猩紅熱の予防方法
概要
猩紅熱はA群β溶血性連鎖球菌が産生するエリトロジェニック毒素により、鮮やかな赤い発疹が現れる感染症です。主に咽頭炎(溶連菌性咽頭炎)の合併症として10%程度の患者で発症しますが、体の他部位の連鎖球菌感染でも起こり得ます。
予防のポイント
咽頭炎などの連鎖球菌感染は早期に抗生物質で治療し、猩紅熱への進行を防ぎます。
日常的に手洗い・うがいを徹底し、くしゃみや咳をする際は口と鼻を覆いましょう。感染者は可能な限り他の家族、特に乳幼児や幼い兄弟姉妹から分離させます。
感染者が使用した寝具、食器、タオルなどは他の人と共有せず、熱い石鹸水や抗菌性洗剤で十分に洗浄します。感染者自身もこまめに手を温かい石鹸水で洗いましょう。
猩紅熱に罹った子どもは、抗生物質投与後24時間以上経過し、症状が改善したことが確認できるまで、または医師の許可があるまで、学校や保育園に行かせません。
症状が改善しても、処方された抗生物質は指示された期間すべて服用し続けます。治療後も2週間ほどは菌を拡散する可能性があります。
まとめ
早期治療と徹底した衛生管理、薬の完遂が猩紅熱予防の鍵です。
