髄膜炎ワクチンの副作用と注意点
髄膜炎は、脳と脊髄を覆う膜(髄膜)が感染により炎症を起こす重篤な疾患です。症状には高熱、首の硬直、激しい頭痛などがあります。予防には髄膜炎菌結合型ワクチン(MCV4)が有効で、米国疾病予防管理センター(CDC)は11〜12歳の子どもに定期接種を推奨しています。
注射部位の反応
CDCによると、ワクチン接種者の約半数が注射部位に軽度の痛みや赤みを感じますが、通常は1〜2日で自然に改善します。
発熱
稀に、接種後に99〜101°F(約37〜38.5°C)の軽度の発熱が見られます。心配する必要はなく、1〜2日で解熱します。症状が不快な場合は、アセトアミノフェンやイブプロフェンで対処できます。
アレルギー反応
ごく稀に、ワクチン接種後数分〜数時間以内に重篤なアレルギー反応が起こることがあります。症状としては蕁麻疹、心拍数増加、呼吸困難、喘鳴、顔・唇・喉・舌の腫れなどがあります。ショック状態に陥る恐れがあるため、直ちに医療機関での処置が必要です。
ギラン・バレー症候群
極めて稀ですが、ワクチン接種後に神経系が自己免疫反応を起こすギラン・バレー症候群が報告されています。因果関係は明確ではなく、極めてまれな事象です。
注意事項
ワクチンはすべての人に安全というわけではありません。妊娠中の女性は、特に必要がない限り接種を控えるべきです(妊婦に対するデータが十分でないため)。ワクチン成分に対して重篤なアレルギー歴がある人や、過去に同種ワクチンで重い副反応を経験した人も接種は避けるべきです。また、発熱や体調不良時は回復してから接種してください。
