ロッキー山斑熱(RMSF)の予防と対処法

ロッキー山斑熱とは

ロッキー山斑熱(Rocky Mountain spotted fever)は、リケッチア・リケッチィ(Rickettsia rickettsii)という細菌がダニに刺されることで感染します。米国アリゾナ州保健局によると、治療せずに放置すると致死率は最大25%に達する、最も致命的なダニ媒介疾患のひとつです。

主な症状

ダニに刺された後、数日から数週間(潜伏期)で症状が現れます。初期症状は発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、筋肉痛、食欲不振などで、これらは多くの疾患と共通しています。症状が進行すると、特徴的な斑点状の発疹が出現し、診断の手がかりとなります。

屋外での予防

ダニの付着を防ぐため、以下の対策を実施してください。

  • 長草や高木が茂る場所、森林地帯などダニが多い環境は避ける。
  • 長袖・長ズボン(靴下や靴に入れるほどに巻く)を着用し、淡い色の服を選ぶことでダニの確認が容易になる。
  • DEET(ジエチルトルエン)配合の虫除けスプレーを使用し、外出後は十分に洗い流す。

室内に戻った後の予防

帰宅後は全身を入念にチェックし、特に腕・脚・背中・頭皮・指・足の間を鏡で確認します。ダニが見つかったら、ピンセットで口元をしっかり掴み、ゆっくりと引き抜きます。火や指でつまむ方法は避け、取り除いたダニは識別のために保存しておきましょう。

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