男性に起こる酵母感染の原因と対策
酵母感染は女性に多いと考えられがちですが、男性でも起こります。HIV感染者では口腔内の酵母感染がよく見られ、またペニスにも感染が広がることがあります。女性と症状が異なるため診断が遅れ、激しい痛みを伴うケースもあります。
性行為による感染
酵母感染の原因菌はカンジダ属です。感染しているパートナーと無意識のうちに性行為を行うと、カンジダが相互に移ります。感染が判明したら、両者とも市販の抗真菌薬(例:モニスタット)を使用し、症状が完全に消えるまで性交渉を控えることが重要です。
抗生物質の影響
長期間の抗生物質服用は、腸内や膣内の常在菌バランスを乱し、酵母の過剰増殖を招きます。男女ともに再発性の酵母感染リスクが高まります。
糖尿病との関係
糖尿病患者は全般的に感染症にかかりやすく、男性の場合はペニスの酵母感染が起こりやすくなります。慢性的な酵母感染、異常な渇き、頻尿が続く場合は、糖尿病の有無に関わらず速やかに医師の診察を受けましょう。
ノンオキシノール‑9(精子殺滅剤)
避妊用の精子殺滅剤ノンオキシノール‑9は、酵母感染のリスクを高めることが報告されています。頻繁に感染が起きる場合は、使用中の避妊具の成分表を確認してください。
診断と治療
ペニスの酵母感染の主な症状は、亀頭部の痛み・刺激感、強いかゆみ、赤みや水疱、そして分泌物です。ヘルペスに似た症状が出ることもあります。
治療薬は医師の処方薬だけでなく、市販の酵母感染用クリームや坐剤でも十分に効果があります。一般的に7日間の連続使用が推奨されます。
自然療法としては、寝る前にプレーンヨーグルトを患部に塗布する方法や、市販クリームに白酢を数滴加えて使用する方法があります。
