ウイルス性肺炎とは?原因・症状・治療と予防法
ウイルス性肺炎とは
ウイルス性肺炎は、細菌ではなくウイルスが肺に感染して起こる肺炎です。子どもや高齢者に多く見られますが、すべての年齢層で発症する可能性があります。
感染経路
主に感染者の咳やくしゃみで飛散した飛沫、またはウイルスが付着した物品・表面に触れることで感染します。密閉空間での長時間の接触はリスクを高めます。
主な症状
- 咳
- 発熱・寒気
- 息切れ
- 筋肉痛・頭痛
- 倦怠感
- 食欲不振
- 吐き気・嘔吐
症状は軽度から重度まで幅があります。重症例では入院や人工呼吸が必要になることもあります。
治療と対処法
ウイルス性肺炎の治療は主に対症療法です。
- 十分な休養と睡眠
- 水分補給で脱水を防止
- 解熱鎮痛剤など市販薬で症状を緩和
抗生物質は細菌感染に対して有効ですが、ウイルスには効かないため通常は使用しません。症状が重い、または改善しない場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
予防策
すべてのウイルス性肺炎を防ぐワクチンはありませんが、以下のワクチンが予防に役立ちます。
- インフルエンザワクチン
- 肺炎球菌ワクチン(二種混合ワクチン)
また、手洗い・うがいの徹底、マスクの着用、換気などの基本的な感染対策も重要です。
受診の目安
以下の症状が見られたら、早めに医療機関を受診してください。
- 高熱が続く(38℃以上)
- 呼吸が苦しい、息切れが強い
- 胸の痛みや咳が激しい
- 全身のだるさが数日以上続く
適切な診断と治療で、ほとんどのウイルス性肺炎は自宅で回復します。
