代表的な人獣共通感染症とは?

人獣共通感染症(ズーノーシス)とは

人獣共通感染症は、動物と人間の間で感染が拡がる疾患です。主に食品や直接接触、媒介動物(ダニやノミ)などを通じて感染します。

狂犬病

ウイルス性疾患で、感染した動物(特に犬)の唾液や噛み傷から人に感染します。適切な治療が行われない場合、ほぼ致死率は100%です。

サルモネラ症

サルモネラ菌による食中毒で、汚染された食料や水、感染動物との接触で感染します。主な症状は下痢、発熱、腹痛です。

ブルセラ症

ブルセラ菌は主に家畜に感染し、未殺菌の乳製品や感染動物との接触で人に伝わります。発熱、倦怠感、関節痛が現れます。

カンピロバクター症

カンピロバクター菌は生肉や加熱不足の家禽類に多く、汚染食品の摂取で感染します。下痢、発熱、腹痛が主症状です。

ジアルジア症

寄生虫ジアルジアによる感染で、汚染された水や食物、感染動物との接触で広がります。下痢、脱水、腹痛が見られます。

レプトスピラ症

レプトスピラ菌は汚染された水や土、感染動物の尿に触れることで感染します。発熱、頭痛、筋肉痛、出血傾向があります。

ツラレミア

細菌性疾患で、感染動物やダニ・ノミに刺されることで感染します。発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚潰瘍が症状です。

トキソプラズマ症

寄生虫トキソプラズマは、猫の糞に汚染された土や水、加熱不足の肉を介して感染します。発熱、頭痛、筋肉痛が主な症状です。

予防には、手洗いなどの基本的な衛生管理と、野生動物や野良動物との接触を避けることが重要です。

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