アカントアメーバ角膜炎の診断方法は?
アカントアメーバ角膜炎(AK)とは
アカントアメーバ角膜炎(AK)は、眼の前部を覆う透明な角膜に起こる稀な重篤な感染症です。微小な単細胞生物アカントアメーバが原因で、土壌・水・空気中に広く存在します。特にコンタクトレンズ使用者で、レンズの清掃や保管が不十分な場合に多く発症します。
主な症状
- 激しい眼痛
- 視力低下・ぼやけ
- 光過敏(光に対する不快感)
- 涙目
- 眼の充血
- 眼の腫れ
- 異物感
- 頭痛、吐き気、嘔吐など全身症状
上記の症状が現れたら、速やかに眼科を受診してください。AKは診断が難しいため、専門的な検査が必要です。
診断の流れ
眼科医はまず包括的な眼科検査を行い、必要に応じて以下の検査を実施します。
- 角膜スクレーピング:角膜表面の細胞を採取
- 培養検査:採取したサンプルを培養し、アカントアメーバの増殖を確認
- PCR検査:アカントアメーバのDNAを高感度で検出
治療法
AKは抗アメーバ性点眼薬で治療します。治療期間は長く、複数の薬剤を組み合わせることが多いです。重症例では外科手術が必要になることもあります。
予防策
- 眼科医の指示に従い、コンタクトレンズを正しく清掃・保管する
- レンズ装着中の水泳やシャワーは避ける
- 汚れた手で目を触らない
- 滅菌された点眼薬・軟膏のみを使用する
- 定期的に眼科で検査を受ける
AKについて疑問がある場合は、かかりつけの眼科医に相談してください。
