単一株不活化狂犬病ワクチン(mRABV)とは?

単一株不活化狂犬病ワクチン(mRABV)とは

単一株不活化狂犬病ワクチン(monovalent inactivated rabies vaccine、略称mRABV)は、単一の狂犬病ウイルス株を培養し、ホルムアルデヒドなどで不活化したワクチンです。不活化によりウイルスは増殖できず、病原性は失われますが、免疫を誘導する抗原は残ります。

製造方法

ウイルスは細胞培養で大量増殖させ、収穫後にホルムアルデヒド等の化学薬品で不活化します。その後、純化し、免疫応答を高めるアジュバントと混合して製剤化します。

接種スケジュール

mRABVは通常、4回または5回の接種で完了します。曝露直後に最初の接種を行い、以降は数日間隔で定期的に投与します。これにより、感染リスクが大幅に低減します。

安全性と副作用

大多数の接種者は副作用が軽微で、注射部位の痛み、頭痛、倦怠感程度です。重篤な副反応は極めて稀です。

予防への重要性

狂犬病は致死率がほぼ100%と非常に危険です。mRABVは安全かつ高い予防効果を持ち、曝露後の命を守る重要な手段です。

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