病棟熱(Ward fever)とは何か?
病棟熱(Ward fever)は、以下の2つの疾患を指すことがあります。
1. 塹壕熱の変異型
第一次世界大戦中に深刻な流行を起こした塹壕熱の変異型で、ロカリメア・クインタナ(Rochalimaea quintana)という細菌が体シラミを媒介して感染します。この感染は「塹壕口」とも呼ばれる口内炎と関連し、当時はより重篤な形態を区別するために「病棟熱」と呼ばれました。
2. 腸チフスの別名
1857〜1858年のインド大反乱時、ルックナウの包囲戦やカーンプールにある軍病院で、イギリス兵や植民地兵が罹患した腸チフスの流行が「病棟熱」と称されました。
