潰瘍性大腸炎の長期的影響と治療副作用
潰瘍性大腸炎は大腸に炎症が起こる慢性疾患で、活動期には激しい腹部痙攣や血便を伴います。長期にわたる病態や治療薬は、軽度の皮膚トラブルから大腸がんリスクの上昇まで、さまざまな影響を及ぼします。
大腸がんリスク
国立消化器疾患情報センターによれば、潰瘍性大腸炎の罹患期間が長く、腸の損傷範囲が広いほど大腸がんの発症リスクが高まります。
ステロイド剤の副作用
プレドニゾンなどのステロイドは炎症抑制に有効ですが、長期使用によりにきび、気分変動、不眠、体重増加、うつ、血圧上昇などの副作用が現れます。
貧血
潰瘍性大腸炎の慢性的な血便は鉄欠乏性貧血を引き起こし、赤血球の減少につながります。
栄養不良・脱水
下痢により体液と栄養素が失われ、十分な水分補給が行われないと脱水、タンパク質摂取が不足すると栄養不良が進行します。
関節炎
免疫系が長期の炎症に対処する過程で、関節の腫れや痛み(特に膝、足首、手首)が現れやすくなります。
