大腸炎はどのようにして発症するのか?

大腸炎の主な原因

大腸炎はさまざまな要因で起こります。主な原因は以下の通りです。

炎症性腸疾患(IBD)

クローン病や潰瘍性大腸炎など、腸の慢性的な炎症が大腸にダメージを与えます。

感染性大腸炎

サルモネラ菌、シゲラ菌、クロストリジウム・ディフィシルなどの細菌や、サイトメガロウイルスなどのウイルスが直接大腸を感染させ炎症を引き起こします。

虚血性大腸炎

血流が低下することで大腸の組織が酸欠状態になり、炎症や壊死が生じます。

薬剤性大腸炎

化学療法薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、抗生物質、放射線治療などが副作用として大腸炎を起こすことがあります。

偽膜性大腸炎

クロストリジウム・ディフィシルの過増殖により偽膜が形成され、主に抗生物質使用や入院がきっかけとなります。

顕微鏡的大腸炎

リンパ球性大腸炎や膠原性大腸炎は、顕微鏡レベルの組織変化が特徴で、慢性的な下痢を伴います。

自己免疫性疾患

自己免疫性大腸炎や顕微鏡的大腸炎など、免疫系が大腸を攻撃することで炎症が起こります。

放射線性大腸炎

骨盤部のがん治療に用いる放射線が大腸にダメージを与え、炎症を引き起こすことがあります。

憩室性疾患

大腸にできた小さなポケット(憩室)が感染または炎症を起こすと、憩室性大腸炎となります。

原因が特定できない特発性の大腸炎もあります。その場合は、正確な原因は不明です。症状が疑われる場合は、必ず医師に相談し、適切な診断と治療を受けてください。

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