潰瘍性大腸炎の症状と兆候をわかりやすく解説

潰瘍性大腸炎(UC)は人によって症状が異なり、軽度から重度まで幅広く現れます。以下に代表的な症状とその特徴をまとめました。すべての患者がすべての症状を示すわけではありませんが、気になる場合は早めに医師の診断を受けましょう。

1. 下痢

最も一般的な症状のひとつです。頻繁で急な排便欲求があり、便は水様で粘液や血液が混じることがあります。

2. 腹痛・痙攣

特に左下部に痛みや痙攣が生じます。痛みは間欠的でも持続的でも、軽度から激痛までさまざまです。

3. 直腸出血

便に血が混ざることが多く、少量の血痕から大量の出血まで幅があります。

4. 排便感覚の異常(テネスマス)

便がほとんどなくても、強い排便欲求や不快感が続く状態です。

5. 体重減少

頻繁な下痢と栄養吸収障害により、原因不明の体重減少が起こります。

6. 疲労・倦怠感

慢性的な炎症や出血による貧血が原因で、疲れやすくなります。

7. 発熱・寒気

炎症が重篤化し、感染や中毒性巨大結腸などの合併症を起こすと発熱や寒気がみられます。

8. 食欲不振

腸の炎症が味覚や食欲に影響し、食べる意欲が低下します。

9. 吐き気・嘔吐

比較的稀ですが、症状が進行すると吐き気や嘔吐が現れることがあります。

10. 関節痛

膝・足首・背骨などに関節痛が出ることがあり、炎症性腸疾患に伴う合併症として知られています。

これらの症状は個人差が大きく、症状の重さもさまざまです。疑わしい症状がある場合は、早めに医療機関で正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。

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