糞のような体臭とは何か?

糞のような体臭とは

体臭は汗や尿、呼吸からも発生しますが、糞のような臭いがする体臭は、食生活の乱れや過敏性腸症候群(IBS)、腸の閉塞などが原因で、腸内の老廃物が血流に戻ってしまうことが関与しています。

腸閉塞による糞体臭

小腸や大腸、結腸が閉塞すると、毒素が血流に逆流し、糞のような体臭が発生します。併発しやすい症状として、腹痛、嘔吐、膨満感があります。また、便秘や下痢といった排泄障害も見られます。

食事と体臭

食物繊維が不足した偏った食事は、便が硬くなり便秘を招きます。結腸は体の排泄システムであり、機能が低下すると老廃物が腸壁にたまり、腐敗して毒素が血中に放出され、糞体臭の原因となります。

過敏性腸症候群(IBS)

IBSは慢性的な腹痛と便秘または下痢を伴う疾患で、正確な原因は不明ですが、特定の食べ物やストレスに対して腸が過敏になることが関与しています。症状は生命に危険はありませんが、生活の質を低下させます。食事療法、適度な運動、医師の処方薬で管理が可能です。

リーキーガット症候群

腸粘膜が損傷すると、腸のろ過機能が低下し、細菌や未消化のタンパク質、脂肪、毒素が血流に漏れ出します。これにより自己免疫反応が起こり、膨満感、食物過敏、痙攣、過剰なガスなどの胃腸症状が現れ、糞体臭が悪化することがあります。

トリメチルアミン尿症(TMAU)

TMAUはまれな代謝異常で、体内でトリメチルアミンを分解できません。チョリンを多く含む乳製品、卵、レバー、ピーナッツなどに含まれ、呼吸・尿・汗から「腐った魚」のような臭いがしますが、場合によっては糞に似た臭いになることもあります。糞体臭が続く場合はTMAUの検査を検討するとよいでしょう。

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