タイプ
IBS には、下痢が主体のタイプ、便秘が主体のタイプ、そして下痢と便秘が交互に現れる交替型の3つがあります。3タイプすべてで共通する症状は、腸の機能不全により水分の吸収が過剰または不足し、便が硬くなったり柔らかくなったりすることです。また、ガスや膨満感もよく見られます。
影響
軟便は特に下痢優位の IBS で頻繁に見られますが、他のタイプでも起こり得ます。食べ物が腸を急速に通過すると、水分が十分に吸収されずに便に残り、結果として軟便や下痢が生じます。
誤解
市販薬や処方薬で軟便を抑えることは可能ですが、IBS 新規患者の間で「軟便の人は食物繊維を摂ってはいけない」という誤解があります。実際、可溶性食物繊維は余分な水分を吸収し、便に形を与えるとともに腸の通過速度を緩やかにします。
予防・対策
IBS の症状(下痢や軟便)を抑えるには、食事管理とストレス軽減が鍵です。特定の食品が症状を悪化させる場合は、該当食品の摂取を控えることで軟便の頻度を減らすことができます。
注意点
便秘が主な IBS の方が突然、極端に軟らかい便や下痢を経験した場合は、腸閉塞などの重大な合併症の可能性があります。速やかに医師に相談してください。
