小児における過敏性腸症候群(IBS)の主な症状と対策
排便時のいきむ(ストレーニング)
便秘が主なIBSの子どもは、トイレに座ってもうまく排便できず、いきむことが多くなります。たまにいきむ程度は問題ありませんが、頻繁にいきむようになったらIBSのサインかもしれません。
便秘と下痢の交互発生
成人と同様に、子どもでも便秘と下痢が交互に起こります。症状が交互に現れる場合はIBSを疑いましょう。
便失禁(スキッドマーク)
下着に便の跡がつくことがあります。硬くなった便が直腸から漏れ出すためで、便秘の兆候です。排便後の拭き取りが不十分でないかも確認してください。
排便の先延ばし
痛みと結びつくため、便秘の子どもは排便を避けがちです。先延ばしは便秘を悪化させるので、1日数回、数分間トイレに座る時間を確保させましょう。
便の見た目
下痢が主体の場合は水様で頻回、便秘が主体の場合は硬く小さく乾燥した便が見られます。色は濃い茶色になることが多いです。交互に現れる場合はIBSの可能性があります。
便に粘液が混ざる
チョコレートバーのように粘液が混ざった便は、便が硬くなる過程で直腸粘液が分泌されるためです。
小児IBSの治療法
小児科医と相談し、排便パターンをチェックリスト化します。食事改善や必要に応じた下剤・止瀉薬の短期使用など、個別の治療計画を立てましょう。
